2019.07.15 |426view

ネットショップを開設する7つのステップとオープン時にやっておきたいこと

本業としても副業としても、ネットショップを開設したいと考えている人は増えているようです。自分でビジネスに、挑戦してみたいという人も多いでしょう。衣類や小物などを創作している人にとっても、ネットショップでのビジネスは魅力的です。ここでは、ネットショップがはじめての人に向けて、ネットショップの開設方法を解説します。

ステップ1:コンセプトとターゲット・売り方を決める

ネットショップのコンセプトとは、商品を購入することで顧客がどういう状態になれるかということを知らせるメッセージのことです。コンセプトを明確にすることによって、商品の販売方法やデザインなどを決めることができます。コンセプトは、同じような商品を扱っている他のネットショップと差別化を図り、新規顧客やリピート客を増やしていくうえでも重要です。ネットショップ経営のための商品や説明、集客方法などすべての基準になるため最初に決めなければなりません。 ネットショップのコンセプトの基本は、「どんな人をターゲットにするのか」「どんな商品を提供するのか」「売り方はどのようにするのか」ということです。ターゲットを明確にしたうえで、商品を購入することによって、どんなメリットがあるのか伝える必要があります。

ステップ2:商材を決めてさまざまなルートでの仕入先を探す

ネットショップで販売する商材が決まったら、仕入先を探さなければなりません。仕入先を探す方法にはさまざまなものがありますが、商材に合った方法を選ぶことが大切です。インターネットの仕入サイトでは、メーカーや問屋などの卸価格をチェックすることができます。メーカーや問屋などと直接、取引することも可能で登録料も無料です。商材によっては、製造しているメーカーから直接、仕入れることもできます。メーカーに電話やメールなどで、問い合わせてみるとよいでしょう。 全国に卸問屋があるので、問屋から仕入れるという方法もあります。問屋から仕入れる場合は、審査を受けて会員にならなければなりません。メーカーや問屋が開催している見本市や展示会でも、商材を発注することが可能です。見本市や展示会は海外でも開催されているので、JETRO(ジェトロ、日本貿易振興機構)の「見本市・展示会データベース」などをチェックしましょう。海外の市場に行って直接、仕入れることもできます。このほかにも、オークションやフリマアプリを利用するなどの仕入方法もあります。商材によっては、営業許可を受けなければならないものもあるので注意が必要です。

ステップ3:ネット環境を整えてサーバーの契約をする

ネットショップを開設し運営していくためには、ネット環境や備品などを整える必要があります。メールアドレスは、顧客に対する信頼性を高めるためにフリーメールではなく、ショップ専用の独自ドメインを使いましょう。独自ドメインと合わせて、レンタルサーバーと契約する必要があります。パソコンやタブレットなどには、運営のために必要なウィルス対策ソフトや画像編集ソフト、表計算ソフトなどをインストールしておかなければなりません。サイトに掲載する商品の写真を撮影するためには、カメラや照明器具などが必要になります。そのほかにも顧客が振込をする銀行口座、事務用品、電話・FAX回線などの用意が必要です。

ステップ4:予算と商材の観点から最適な出店方法を検討する

ネット上に出店するためには、予算と商材を考慮して最適な出店方法を探す必要があります。「ショッピングモール型」は、多くのネットショップを集めたショッピングモールに出店する方法です。代表的なショッピングモールには、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Wowma!(ワウマ)」などがあります。「ネットショップASP型」は、買い物かごや決済などの機能があるASPを利用して出店する方法です。ネットショップASPには、無料サービスと有料サービスがあります。 「自社サイト型(レンタルサーバー)」では、無料で利用できるショッピングカートプログラムのEC-CUBE(イーシーキューブ)を利用する方法があります。「転売ビジネス系」は、「ヤフオク」「モバオク」「メルカリ」「Amazon」などを利用する出店方法です。

ステップ5:決済方法を決めて決済会社の審査を受ける

ネットショップでは、「クレジットカード決済」「銀行振込」「代金引換」の3つの決済方法を準備しておきましょう。クレジットカード決済では、「VISA」「MasterCard」「JCB」の3つのブランドに対応するのが理想的です。顧客によって支払方法が異なるため、多くの選択肢を用意しておいたほうが売上アップに役立つでしょう。ネットショップにクレジットカード決済を導入するためには、クレジットカード会社の審査に通ってから会員登録しなければなりません。審査には1カ月程度かかることもあるので、時間に余裕を持って申し込む必要があります。

ステップ6:配送方法を決定して配送業者と契約料金の交渉をする

ネットショップの商品配送方法には、主にメール便と宅配便があります。日本郵政、佐川急便、ヤマト運輸の3社から相見積もりをとって、価格などの条件を比較し、契約料金の交渉をすることが大切です。ショッピングモールによっては、配送プログラムが用意されているところもあるので検討してみましょう。

ステップ7:広告やSNSなどでネットショップを宣伝する

ネットショップを開設したら広告やブログ、SNSなどを利用して、ショップに集客する必要があります。ブログでは、店長ブログやスタッフブログなどを立ち上げましょう。SNSでは、「Facebook(フェイスブック)」「Instagram(インスタグラム)」「Twitter(ツイッター)」が代表的です。ネットショップやブログを検索エンジンで上位表示させ集客効果を高めるためには、SEO対策(検索エンジン最適化)も必要になります。また、税務署に、開業届と青色申告承認申請書を提出しなければなりません。

ネットショップを開設したら個人とショップの口座は別にしよう

ネットショップ開設の際には、専用口座を作ることが大切です。ネットショップと個人の口座を同じにした場合、顧客からの入金確認の漏れなどのリスクがあります。会計処理をするときにも、ネットショップと個人の収支を区分する必要があるため、作業が複雑になり確定申告も大変です。ネットショップの会計を明確にするためにも、専用口座は必ず作るようにしましょう。

知識やお金がなくてもショップは開設できる!走りながら考えよう

ネットショップは、特別な知識や資金がなくても開設できます。開設する際には、まず、コンセプトとターゲット、売り方を決めましょう。その後、ネット環境を整えたり、出店方法を決めたりするなどの作業が必要です。無料ではじめられるショップもあるので、まずは行動してみましょう。

  • 一つ前に戻る
  • 次へ
  • 前へ